“捏直”の読み方と例文
読み方割合
こねなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さればとて古い人を新らしく捏直こねなおして、何の拠り処もなく自分勝手の糸を疝気せんき筋に引張りまわして変な牽糸傀儡あやつりにんぎょうを働かせ、芸術家らしく乙に澄ますのなぞは、地下の枯骨に気の毒で出来ない。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)