打切飴ぶっきりあめ)” の例文
電話さえ無い始末、内証もしのばれる。……あの酒のみが、打切飴ぶっきりあめ。それもほしい時は火のつくばかり小児こどもになって強請ねだるのに、買って帰ればもう忘れて、袋を見ようともしないとか。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)