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手炙
ふりがな文庫
“手炙”の読み方と例文
読み方
割合
てあぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てあぶ
(逆引き)
現に翌年の正月には、年始に来た三男と激論の末、
手炙
(
てあぶ
)
りを投げつけた事さへあつた。三男はその時帰つたぎり、兄の死に目にも会はずにしまつた。
庭
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
お絹は
手炙
(
てあぶ
)
りに煙草火をいけて、
白檀
(
びゃくだん
)
を
燻
(
く
)
べながら、奥の室の庭向きのところへ座蒲団を直して
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「小崎さん今日は見えませんでしたね。」と小原は叔母が火を入れて出す
手炙
(
てあぶ
)
りの側へ、お庄が奥から持って来た座蒲団を敷いて、小綺麗な
指頭
(
ゆびさき
)
で両切りの短く切ったのを
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
手炙(てあぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“手炙”で始まる語句
手炙火鉢
検索の候補
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徳田秋声
芥川竜之介