“手札形”の読み方と例文
読み方割合
てふだがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、それは、手札形てふだがたのはっきりした半身像で、帽子はかぶっていませんでしたが、なんとなく狡滑こうかつそうな顔をしておりました。
頭蓋骨の秘密 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
臍の緒のほかに、も一つ、鶴見がいよいよなつかしがる記念品がはいっている。これには説明も何もない。それは当時はやった手札形てふだがた硝子ガラス写真である。わかい一人の女性が椅子いすに腰をかけている。