“成規”の読み方と例文
読み方割合
せいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先代の住職が女狂ひをして、成規せいきを踏まずに寺の杉林をつて売つたりして、そのため寺にもゐられなくなつてから、もう少くとも十二三年の歳月は経過した。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
いづ示談に成りませうが、私の職務ですから成規せいきとほりに執行致しませう。』
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)