懶惰らいだ)” の例文
会読かいどくは一六とか三八とか大抵たいてい日がきまって居て、いよ/\明日あすが会読だと云うその晩は、如何いか懶惰らいだ生でも大抵寝ることはない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
或は安逸以て貴重なる生命を消費し、春は花に秋は月にこの神聖なる神の職工場しょくこうじょう(God's Task-garden)を以て一つの遊戯場と見做みな懶惰らいだ男女の指頭ゆびさきと襟とに光沢を加えむためにか
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)