慇懃心いんぎんごころ)” の例文
時に、さすがに、娘気むすめぎ慇懃心いんぎんごころか、あらためて呼ばれたので、頬被ほおかぶりした手拭てぬぐいを取つて、うつむいた。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)