愛想気あいそげ)” の例文
旧字:愛想氣
正太はこの日日がけの集めを休ませもらひて、三五郎が大頭おほがしらの店を見舞ふやら、団子屋の背高せいたか愛想気あいそげのない汁粉やをおとづれて、どうだまうけがあるかえと言へば、正さんお前好い処へ来た
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)