惺窩せいくわ)” の例文
も一つ又八景については、徳川期最初の大儒の惺窩せいくわ先生がその市原山莊に八景を擇んで人々の詩歌を得たことがある。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
久しく禅僧に因りてたれたる釈氏虚無の道は藤原惺窩せいくわ、林羅山らざんの唱道せる宋儒理気の学に因りて圧倒せられ、王陽明の唯心論は近江聖人中江藤樹とうじゆに因りてとなへられ
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)