惰鴉なまけがらす)” の例文
可哀さうにリツプはこれから先へ一足も行かれません。かれは又た口笛を吹いたり、ヲルフの名を喚んだりして見ても、こたへるものは遙に高い枯木の周匝まはりを飛んで居る惰鴉なまけがらすの一群ばかりです。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)