惡足わるあし)” の例文
新字:悪足
小池といふ惡足わるあしに逢へなかつたのは、家の爲めに幸福であつたのかも知れぬとさへ、遂には思はれて來た。——して見ると、昨晩ゆうべから泊つてゐる兵隊さんは、一生の恩人かも知れぬ。——
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)