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惘乎
ふりがな文庫
“惘乎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼう
50.0%
ぼんやり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼう
(逆引き)
その顏がまた、彼の
惘乎
(
ぼう
)
となつた眼の前に、室いつぱいに擴大されて行くやうな變異な相貌となつて、おつ
被
(
か
)
ぶさつて來るやうに見えた。彼はすつかり、窒息的な呼吸遣ひに陥いつてゐた。
奇病患者
(旧字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
惘乎(ぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼんやり
(逆引き)
顔貌が何となく
惘乎
(
ぼんやり
)
して、どこにか気の抜けた様な処が見えるのはその為であるらしい。早く父に分れて母の手一つに育つた。
逆徒
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
惘乎(ぼんやり)の例文をもっと
(1作品)
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惘
漢検1級
部首:⼼
11画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“惘”で始まる語句
惘然
惘
惘々
惘果
惘然自失
惘気
惘々然
“惘乎”のふりがなが多い著者
平出修
葛西善蔵