“惘々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まう/\50.0%
もうもう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人の如き性をたもつこと多ければ終身惘々まう/\として煩ふ所なく、想ふ所なく、憂ふる所なからむ。
心機妙変を論ず (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
あたかも林端に上れる月は一道の幽光を射て、惘々もうもうとしたる浪子の顔を照らせり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)