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悪心
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おしん
ふりがな文庫
“
悪心
(
おしん
)” の例文
旧字:
惡心
両眼も
睜
(
ひら
)
いているが、活気なく
懶
(
ものう
)
そうに濁っていて、表情にも緊張がなく、それに、下
顎
(
あご
)
だけが開いているところと云い、どことなく
悪心
(
おしん
)
とでも云ったら当るかもしれない
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
全身倦怠、頭痛、
悪心
(
おしん
)
、嘔吐、
眩暈
(
めまい
)
、脱力などという嫌な気持ちだ。これはしかし、私は以前にラジウムの実験に凝っていたころよく体験したガンマ線照射後の宿酔状態とそっくりだ。
長崎の鐘
(新字新仮名)
/
永井隆
(著)
隼人は毒を舐めでもしたような、
悪心
(
おしん
)
を感じながらそう思った。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
激しい
悪心
(
おしん
)
におそわれ、いまにも
嘔吐
(
おうと
)
しそうになった。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“悪心(吐き気)”の解説
吐き気(はきけ)とは、腹部上部に不快感を覚え、嘔吐(胃内の内容物を口から吐き出すこと)を催す症状・感覚である。嘔気(おうき)、悪心(おしん)ともいう。むかつきもこれに近い症状である。
消化器の異常や、消化不良発生など、様々な原因がある。
(出典:Wikipedia)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“悪心”で始まる語句
悪心嘔吐
悪心降伏