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恵美須
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えびす
ふりがな文庫
“
恵美須
(
えびす
)” の例文
恵美須
(
えびす
)
面のM重役が、その長い柄の杓子棒をコトンコトンと音さして、立てて、流して、ふらついて来たが、誰もまた立ち上ろうとはしなかった。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
しかし一方には
恵美須
(
えびす
)
のような新らしい神の
倶通
(
ぐつう
)
があり、また一方には中央に気づかれずに、遠い昔のままの海の祭をしている例が、こちらでもまだ確かに見出される。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伯父は明智に杯をさしながら、
恵美須
(
えびす
)
様の様な顔をして云いました。
黒手組
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
Bさんは
下
(
さが
)
り眉の濃い眼尻のたるんだ中老の
恵美須
(
えびす
)
顔だ。サイノロジイらしいなと誰かが噂した。妻君は桃いろのスカートで、歩くときには、その健康そうな円いお腰がくるりくるりと弾む。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
恵
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
須
常用漢字
中学
部首:⾴
12画
“恵美”で始まる語句
恵美
恵美押勝
恵美朝臣
恵美家
恵美中卿
恵美朝獦