“恵美中卿”の読み方と例文
旧字:惠美中卿
読み方割合
ヱミチユウケイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多聞天は、大師タイシ藤原恵美中卿ヱミチユウケイだ。あの柔和な、五十を越してもまだ、三十代の美しさを失はぬあの方が、近頃おこりつぽくなつて、よく下官や、ツカビトを叱るやうになつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)