トップ
>
怫
>
むつ
ふりがな文庫
“
怫
(
むつ
)” の例文
キツチナー将軍が首相のアスキスと婦人選挙権と兵役強制法の事を論じてゐると、
其処
(
そこ
)
へ婦人の
訪問客
(
はうもんかく
)
が来て、将軍を
調弄
(
からか
)
ふ。将軍が
蟷螂
(
かまきり
)
のやうに
怫
(
むつ
)
とした顔をして
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「幾ら出せば
可
(
い
)
いんです。」小橋氏は
怫
(
むつ
)
として
牡鶏
(
をんどり
)
のやうなきい/\した声で怒鳴つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
怫
漢検1級
部首:⼼
8画