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怨敵
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をんてき
ふりがな文庫
“
怨敵
(
をんてき
)” の例文
「お雪殿の生んだ、
怨敵
(
をんてき
)
五郎次郎の
胤
(
たね
)
と、此處で最期を遂げ、惡逆非道の
裔
(
すゑ
)
をこの世から亡ぼすのが、せめてもの望みだ。怨んでくれるなよ、玉枝殿」
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あアー! あアーア、ア、アー」と叫んだ時は、
怨敵
(
をんてき
)
の姿も見えたかのやうに、義雄は三たびぎよツとした。かの女は目をきよろりと明けてこちらの驚いた顏を見た。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
うつれる影は
怨敵
(
をんてき
)
の
騎士と姫
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
勤めた侍で、この私に取つては、二十年來の
怨敵
(
をんてき
)
、命を取つたに無理はありませうか
銭形平次捕物控:318 敵の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あゝ
怨敵
(
をんてき
)
と怨敵は
騎士と姫
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
▼ もっと見る
將軍の命を狙ふ
怨敵
(
をんてき
)
を平げましたが、笹野新三郎に約束したお鷹野以前に曲者を擧げることが出來なかつたのと、事件の性質が性質なので、表向はその手柄に
酬
(
むく
)
いられませんでした。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“怨敵”の意味
《名詞》
怨敵(おんてき)
怨みがある敵。
(出典:Wiktionary)
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“怨敵”で始まる語句
怨敵退散