“忠雄”の読み方と例文
読み方割合
ただお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは小石川大曲おおまがりの小野忠雄ただおの道場。そして門弟三千と称されている中の最下級に、春日新九郎も半年前から名を連ねている。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それをいだのが忠明以来の高弟亀井平右衛門忠雄ただおで、これがまた伊藤を名乗る。忠雄の次が新たに溝口みぞぐち派の名を残した人、溝口五左衛門正勝というものであります。
博士の家族は、奥さんと、ひとりっ子の古山忠雄ただお君と、書生さんと、女中さんの五人暮らしです。
妖星人R (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)