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忠兵衛
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ちゅうべえ
ふりがな文庫
“
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)” の例文
旧字:
忠兵衞
毅堂が督学に任ぜられた時明倫堂の教授には渡辺
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)
、丹羽
嘉七
(
かしち
)
、植松
茂岳
(
しげおか
)
、岡田小八郎がいた。植松岡田の二人は国学の教授である。丹羽は書家である。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
二番目の同じ人の
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)
はすぐ真上から見おろすと、筋ばった白い首のあたりは、
皺
(
しわ
)
がまざまざ目立って、肩から背へかけての後ろ姿にも、争えない寂しさがあった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
これらよりもずっと著われたは安永二年
菅専助
(
すがせんすけ
)
作『
傾城恋飛脚
(
けいせいこいのたより
)
』で全国に知れ渡り、「
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)
は
上方者
(
かみがたもの
)
で二分残し」とよまれた亀屋の亭主をしくじらせた北の新地槌屋の抱え
梅川
(
うめがわ
)
じゃ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
それ
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)
の夢がたり
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“忠兵”で始まる語句
忠兵衞