トップ
>
志斐
>
シヒ
ふりがな文庫
“
志斐
(
シヒ
)” の例文
中臣女から出た一派の語部は、中臣
ノ
志斐
(
シヒ
)
ノ
連などであらう。
志斐
(
シヒ
)
ノ
連には、男で国史の表面に出てゐるものもある。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中臣女
(
ナカトミメ
)
と汎称した下級巫女の上に、発達して来たものと推定の出来る中臣
ノ
志斐
(
シヒ
)
ノ
連
(
ムラジ
)
の職業は
茲
(
ここ
)
に出自があるものと思ふ。平安宮廷の女房の前身は、釆女其他の巫女である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
持統天皇と問答した
志斐
(
シヒ
)
ノ
嫗(万葉集巻三)は(しひに二流あるが)中臣の
複姓
(
コウヂ
)
の人に違ひはない。此は、男女とも奉仕した家の例に当るのであつて、物部・大伴其他の氏々にもある例である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
斐
漢検準1級
部首:⽂
12画
“志斐”で始まる語句
志斐嫗
志斐姥