“御音物”の読み方と例文
読み方割合
ごいんもつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はっ。いえ、なんともはや、只々汗顔の至りでござりまする。——これよ! これ! な、何をうろたえおるかッ。早う、あれを、御音物ごいんもつを、用意せぬかッ」
御挨拶のしるしといたして御音物ごいんもつを島台に一荷、もしも御殿様が御門の前にでもお出ましでござりましたら、馬に一駄の御貢物おみつぎものを贈らねばならぬしきたりじゃそうにござります。