“御隠使”の読み方と例文
読み方割合
ごおんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七月の二十六日には、江戸からの御隠使ごおんしが十二代将軍徳川家慶いえよし薨去こうきょを伝えた。道中奉行どうちゅうぶぎょうから、普請鳴り物類一切停止の触れも出た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「いったい、きょうは幾日です。七月の二十九日じゃありませんか。公儀の御隠使ごおんしが見えてから、まだ三日にしかならない。」
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)