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御禊
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ごけい
ふりがな文庫
“
御禊
(
ごけい
)” の例文
賀茂祭り、斎院の
御禊
(
ごけい
)
などのあるころは、その用意の品という名義で諸方から源氏へ送って来る物の多いのを、源氏はまたあちらこちらへ分配した。
源氏物語:15 蓬生
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
低くたれこめた曇り空から
霰
(
あられ
)
が降って来ると、その淋しさは一層つのるばかりで、屋島に残る平家の一門は都の事ばかり考えて暮していた。その頃都では、
大嘗会
(
だいじょうえ
)
のため、
御禊
(
ごけい
)
の行幸があった。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
御禊
(
ごけい
)
の日に
供奉
(
ぐぶ
)
する大臣は定員のほかに特に
宣旨
(
せんじ
)
があって源氏の右大将をも加えられた。物見車で出ようとする人たちは、その日を楽しみに思い晴れがましくも思っていた。
源氏物語:09 葵
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
禊
漢検1級
部首:⽰
14画
“御禊”で始まる語句
御禊場
御禊川