トップ
>
御最期
>
ごさいご
ふりがな文庫
“
御最期
(
ごさいご
)” の例文
でも、せめての心やりは、わたくしが
御最期
(
ごさいご
)
の時まで附ききりで、できるだけの御看病を致しましたことだけでございます。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「あおう、身のうちに火がついたわ。この
煙
(
けぶ
)
りは
如何
(
いかが
)
致した。」と、狂おしく
御吼
(
おたけ
)
りになったまま、
僅三時
(
わずかみとき
)
ばかりの間に、何とも申し上げる
語
(
ことば
)
もない、無残な
御最期
(
ごさいご
)
でございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はじめ、浜川、横山おふた方、広海屋、長崎屋のお二人——引きつづいての
御最期
(
ごさいご
)
は、何ということでござりましょう。わたくしには、因縁ごとのように思われまして、空怖ろしゅうてなりませぬ
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ほんとうにかわいそうな
御最期
(
ごさいご
)
です。
燕と王子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
かなしい
御最期
(
ごさいご
)
のものがたりを、思い出さずにはいられないのじゃ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
▼ もっと見る
「
中御門
(
なかみかど
)
の少納言殿は、誰故の
御最期
(
ごさいご
)
じゃ。」
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
最
常用漢字
小4
部首:⽈
12画
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
“御最”で始まる語句
御最
御最後
御最愛