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御旅
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おたび
ふりがな文庫
“
御旅
(
おたび
)” の例文
魚の皮みたいな
鈍
(
にぶ
)
い海が見えた。漁師の家から赤い火がもれていた。
御旅
(
おたび
)
の
曲
(
ま
)
がり松は、
磯原
(
いそはら
)
の真ん中にあった。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この深川では、夜などは見たこともないが、かえって昼間はどうかすると、
御旅
(
おたび
)
の裏の草ッ原で、子を連れて狐が
陽
(
ひ
)
なたに遊んでいたりする事があるという。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
九刻
(
ここのつ
)
ころ、
御旅
(
おたび
)
の
汐見松
(
しおみまつ
)
の下で落会っておくんなさいな。——私も、
旅支度
(
たびじたく
)
をして行きますから」
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
“御旅”で始まる語句
御旅所
御旅館
御旅宿
御旅籠
御旅人
御旅路
御旅籠賃