御所谷ごしょたに)” の例文
出立でたち王子は定家卿の『後鳥羽院熊野御幸記』にも見るごとく、この上皇関東討滅を熊野に親しく祈らんため、御譲位後二十四年一回ずつ参詣あり、毎度この社辺に宿したまい(御所谷ごしょたにと申す)
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)