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後光
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ごくわう
ふりがな文庫
“
後光
(
ごくわう
)” の例文
薄暗闇
(
うすくらがり
)
の中から、
後光
(
ごくわう
)
につゝまれた顏を現はして、不思議な憐れみをこめて、私の上に
屈
(
かゞ
)
みかゝりはしないかと、心配になつて來たから。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
「でも、板橋の加賀樣お
下屋敷
(
しもやしき
)
隣の御藥園の娘、お玉さんばかりは別ですよ、江戸中には隨分綺麗な娘もあるが、あんな
後光
(
ごくわう
)
の射すやうなのはありやしません、大したものですぜ」
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
前齒を二本拔いて、眼へ紅を差した上、眉と額の毛を拔いて、
煤
(
すゝ
)
で顏を染めて居りましたが、丁寧に拭いて見ると、下から
生地
(
きぢ
)
の美しさが現はれて
後光
(
ごくわう
)
の射すやうな娘に變つて了ひました。
銭形平次捕物控:013 美女を洗ひ出す
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“後光”の意味
《名詞》
後光(ごこう)
(仏教) 仏や菩薩の体から発せられる光。また、それを表現するために仏像の背後に造られたもの。光背。
(context、Christianity) 聖画に画かれた人物の全身を包むような金色のもの。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“後光”で始まる語句
後光輪
後光厳院宸翰本