弾条バネ)” の例文
僕は機関室へ帰ると直ぐに、汽鑵ボイラー安全弁バルブ弾条バネの間へ、鉄のきれぱしを二三本コッソリと突込んで、赤い舌をペロリと出したものだ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
誰か模型に弾条バネでもつけて飛ばしたやう
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)