“弓弦葉”の読み方と例文
読み方割合
ゆづるは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一首の意は、この鳥は、過去ったころの事を思い慕うて啼く鳥であるのか、今、弓弦葉ゆづるは御井みいのほとりを啼きながら飛んで行く、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いにしへふるとりかも弓弦葉ゆづるは御井みゐうへよりきわたりく 〔巻二・一一一〕 弓削皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)