“廉価本”の読み方と例文
読み方割合
れんかぼん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがどうしたはずみか、荷物を片づけているうちに、妙な本が一冊ころがり出て来た。コナン・ドイルの『失われた世界ロスト・ワールド』の廉価本れんかぼんである。
其の学者とふのは、本文ほんもんを十六万部もつて、六シルリングの廉価本れんかぼんより五十ギニイの高価本まで売り尽した男である。又或出版業者は「五百部がよい」と云つた。