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庭後庵
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ていごあん
ふりがな文庫
“
庭後庵
(
ていごあん
)” の例文
一日
(
いちにち
)
われ
芝辺
(
しばへん
)
に所用あつて朝早くより
家
(
いえ
)
を出で帰途築地の
庭後庵
(
ていごあん
)
をおとづれしにいつもながら
四方山
(
よもやま
)
の話にそのまま
夜
(
よ
)
をふかし車を頂戴して帰りけり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
牡丹の
紅
(
くれない
)
は
加賀友禅
(
かがゆうぜん
)
の古色を思はしめ、石榴花の赤きは高僧のまとへる
緋
(
ひ
)
の
衣
(
ころも
)
の色に似たり。日本の花はいかほど色濃く鮮なるも何となく古めきていひがたき渋味あり。
庭後庵
(
ていごあん
)
主人好んで小鳥を飼ふ。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
庭
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“庭後”で始まる語句
庭後