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座頭
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おやじ
ふりがな文庫
“
座頭
(
おやじ
)” の例文
「ところで、たびたび申し上げました、村次郎のことでござんすが、
座頭
(
おやじ
)
の
行衛
(
ゆくえ
)
について、一度ぜひお耳に入れたいことがございますので」
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「まあ聴きねえ。
座頭
(
おやじ
)
がわっしのことを、新劇崩れと云うだろうが、一時この座を離れて、妙な
銭
(
ぜに
)
にもならねえ、真似をやっていたことがある」
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ねえ先生、やはりあの
鬼畜
(
ひとでなし
)
は、わっしだったのですよ。そして、
座頭
(
おやじ
)
が云った風
云々
(
うんぬん
)
という言葉は、暗に私たちの関係を
嘲
(
せせ
)
ら笑ったものなんです
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“座頭”の意味
《名詞》
座頭(ざとう)
一座の長。
琵琶法師の座の位(検校、別当、勾当、座頭)で最下位。
剃髪した盲人で、音曲のほか鍼、按摩などを生業としたもの。
盲人。
(出典:Wiktionary)
“座頭”の解説
座頭(ざとう)は、江戸期における盲人の階級の一つ。またこれより転じて按摩、鍼灸、琵琶法師などへの呼びかけとしても用いられた。今日のような社会保障制度が整備されていなかった江戸時代、幕府は障害者保護政策として職能組合「座」(一種のギルド)を基に身体障害者に対し排他的かつ独占的職種を容認することで、障害者の経済的自立を図ろうとした。
(出典:Wikipedia)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“座頭”で始まる語句
座頭役
座頭虫
座頭転
座頭俳優
座頭心経
座頭浦繁
座頭部屋
座頭頭巾