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府中
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しゅく
ふりがな文庫
“
府中
(
しゅく
)” の例文
この頃、頼母は、物思いに沈みながら
諏訪神社
(
みや
)
と
府中
(
しゅく
)
とを
繋
(
つな
)
いでいる
畷道
(
なわて
)
を、府中の方へ歩いていた。賭場で見聞したことが、彼の心を悩ましているのであった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
府中
(
しゅく
)
で殺しては人目につき、後々がうるさいというところから、この農家の納屋で、乾児たちに
吩咐
(
いいつ
)
け、その嬲り殺しの最後の仕上げに取りかからせたのであった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こいつ何か奸策あってのことだろうと、典膳は、最初は相手にしなかったが、田舎に珍しいお浦の美貌と、手に入った
籠絡
(
ろうらく
)
の
手管
(
てくだ
)
とに
誘惑
(
そその
)
かされ、つい
府中
(
しゅく
)
の料理屋へ上がった。酒を飲まされた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“府中”の意味
《名詞》
律令制の国府の所在地。
朝廷が表だって政治を行う場所。
(出典:Wiktionary)
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“府中”で始まる語句
府中町