幻影イメッジ)” の例文
詩に就いて云へば幻影イメッジも語義も感情を生発ママせしめる性質のものではないところにもつてきて感情はそれらを無益に引き摺り廻し、イメッジをも語義をも結局不分明にしてしまふ。
芸術論覚え書 (新字旧仮名) / 中原中也(著)