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幹助
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みきすけ
ふりがな文庫
“
幹助
(
みきすけ
)” の例文
手傳つてくれたのは、養子の
與茂吉
(
よもきち
)
と、下男の
幹助
(
みきすけ
)
の二人、一人は二十一二の青白い若旦那型で、一人は赤黒い三十男。
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次が行った時は、下男の
幹助
(
みきすけ
)
と養子の与茂吉に介抱され、口に水を注ぎ込まれたり、脇腹を
擽
(
くすぐ
)
られたり、百方手を尽して、漸く正気づいたところでした。
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
養子の
与茂吉
(
よもきち
)
と、下男の
幹助
(
みきすけ
)
の二人、一人は二十三の青白い若旦那型で、一人は赤黒い三十男、一人は弁舌の達者な、感じの滑らかな人間で、一人は無口で丈夫そうで、眼鼻立までがっちりした男
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「もう一人、江島屋の下男の
幹助
(
みきすけ
)
、あれは良い男ですね、色が赤黒くて、恐ろしく達者で、秩父山中から生捕って来た熊の子みてえな野郎ですが、無口で無愛想で、お嬢さんのお艶に白い歯も見せないのは、あの男ばかりですよ」
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「もう一人、江島屋の下男の
幹助
(
みきすけ
)
、あれは好い男ですね。色が赤黒くて、恐ろしく達者で、
秩父
(
ちゝぶ
)
山中から生捕つて來た熊の子見てえな野郎ですが、無口で無愛想で、お孃さんのお艶に白い齒も見せないのは、あの男ばかりですよ」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幹
常用漢字
小5
部首:⼲
13画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“幹”で始まる語句
幹
幹子
幹事
幹肌
幹疎
幹竹割
幹廻
幹枝
幹雄
幹立