“幸野楳嶺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうのばいれい50.0%
こうのばいれい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは幸野楳嶺かうのばいれいふくを持合せて居る男が、一度手隙てすきにその画を鑑定して貰ひ度いと言つて来たから起きた事なので、はくをつけるといふ事は、滅多に人に会はない事だと思つてゐる栖鳳氏も
これに加ふるに国芳門下より出でたる河鍋曉斎かわなべきょうさいを以てし、あるひは団扇絵うちわえ摺物すりものの板下画にたくみなるの故を以て柴田是真しばたぜしんを挙げ、あるひは色摺板本を出せし故を以て菊池容斎きくちようさい幸野楳嶺こうのばいれい
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)