“常燈”の読み方と例文
読み方割合
じょうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暁の光、いまだに堂内に入らざるに、香の煙は中に充ちわたり、常燈じょうとうの明りおぼろなるところ、勤行ごんぎょうの響きが朗々として起る。鬱陶うっとうしいようでもあり、甘楽かんらくの夢路を辿たどるようでもある。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)