帳面面ちやうめんづら)” の例文
僅か金十二兩かしてあるゆゑ流れになりてうり拂へば金四十五兩はまうかるなり其四十五兩の金子は皆己が懷中ふところいれ帳面面ちやうめんづらは筆の先にてよきやうにごまかし置んとの胸算用むなさんよう夫と云も平生文右衞門は一文二文の袖乞そでごひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)