“帝釈山”のいろいろな読み方と例文
旧字:帝釋山
読み方割合
たいしゃくざん50.0%
たいしゃくやま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炎熱八月の雲の峰の下に、帝釈山たいしゃくざん旗幟はたのぼりは、すずやかに、また、こともなげに、ひるがえっていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉は、鳥取城外の帝釈山たいしゃくざんに陣し、水ももらさぬ包囲陣をいていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お城のうしろ、庭つづきに、帝釈山たいしゃくやまという山がある。山といっても、丘のすこし高いくらいのもので、数百年をへた杉が、日光をさえぎって生い繁っている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)