“左平太”の読み方と例文
読み方割合
さへいた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶応二年五十八歳の時横井は左平太さへいた太平たへいの二人のてつを米国に遣つた。海軍の事を学ばせるためであつた。此洋行者は皆横井が兄の子で、後に兄を伊勢太郎いせたらうひ、弟を沼川三郎ぬまがはさぶらうと曰つた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)