“峽(はざま)” の例文
新字:峡
街道が、峽(はざま)の上にあるので、谷底の家並がひとめです。朝のせいか、湯煙りが川にたちこめてゐて、山の温泉らしさうです。
大島行 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
低い声だが、深い峽(はざま)に反響して、言葉の端々まではっきりと聞きとれる。
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
せまりて暗き峽(はざま)より
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)