“岸姿”の読み方と例文
読み方割合
きしなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると今度は後方あとへも戻らずして前方まえへは進もうともせず岸から十間の距離をへだててただ岸姿きしなりに横へ横へとあたかも湖水を巡るかのように急速に革船は廻り出した。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)