“岌々乎”の読み方と例文
読み方割合
きゅうきゅうこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このときや燕の軍のいきおい、実に岌々乎きゅうきゅうことしてまさに崩れんとするのれり。孤軍長駆して深く敵地に入り、腹背左右、皆我が友たらざる也、北平は遼遠りょうえんにして、しかも本拠の四囲また皆敵たる也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)