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尖端
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はし
ふりがな文庫
“
尖端
(
はし
)” の例文
現に兇行用のものに相違ない、
尖端
(
はし
)
に血の附いた仕事用の鉄槌が、おやじの右脇に在る粗末な刻みの煙草盆の横に転がっていた。兇行後、無造作に投出して行ったものと認められた。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
が、美奈子は顔を上げて、相手の顔を、ぢつと見詰める
丈
(
だけ
)
の勇気はなかつた。車台の床に投げられてゐる彼女の視線には、青年が持つてゐる細身の籐のステッキの
尖端
(
はし
)
だけしか映つてゐなかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
が、美奈子は顔を上げて、相手の顔を、じっと見詰める丈の勇気はなかった。車台の床に投げられている彼女の視線には、青年が持っている細身の
籐
(
とう
)
のステッキの
尖端
(
はし
)
だけしか映っていなかった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
“尖端”の意味
《名詞》
尖 端(せんたん 「先端」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
物の尖った端。
時代・流行の先頭。
(出典:Wiktionary)
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“尖端”で始まる語句
尖端的
尖端人
尖端々々
尖端画壇