“小股走”の読み方と例文
読み方割合
こまたばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『四時だツたね、汽車は。』と、小池こいけ懷中時計くわいちうどけいを見い/\歩くあとから、お光が小股走こまたばしりに停車場ステーシヨンの方へいて行くのを、女房は西日にしびを受けつゝ店頭みせさきに立つて、まぶしさうにぼんやりと見送つてゐた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)