トップ
>
寡言
>
むつつり
ふりがな文庫
“
寡言
(
むつつり
)” の例文
寡言
(
むつつり
)
で黒板に書いた字を讀めなどと言はれると、直ぐ赤くなつて、
俯
(
うつむ
)
いて、返事もせず石の如く堅くなつたものだ。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
時として
密
(
こつそ
)
り一人で家に帰る事もあつたが、学校に上つてからも其性癖が変らず、楽書をしたり、木柵を
潜
(
くぐ
)
り抜けたりして先生に叱られる事は人並であつたけれど、兎角卑屈で、
寡言
(
むつつり
)
で
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“寡言”で始まる語句
寡言家
寡言多聞
寡言沈厚
寡言温容