寡言温容かげんおんよう)” の例文
或る者は、元康の人品を、寡言温容かげんおんようだが、武略にかけてはどうかといい、或る者は、元康その者より、きょうれている随臣の中に、ひいでたこつがらの者がある。家臣に良いのがいるのだろうといった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)