富田新町とみたしんまち)” の例文
冬になってから渋江氏は富田新町とみたしんまちの家にうつることになった。そして知行ちぎょうは当分の内六分びけを以て給するという達しがあって、実は宿料食料のほか何の給与もなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)