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寂寥
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しん
ふりがな文庫
“
寂寥
(
しん
)” の例文
にわかに暗くなった雪の山、その白雪を踏みしだき大勢の足音が聞こえたが、それも次第に遠退いて行き、
寂寥
(
しん
)
として人影もない。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
出る、ともう、そこらで
梟
(
ふくろう
)
の声がする。
寂寥
(
しん
)
とした森の下を、墓所に附いて、薄暮合いに
蹴込
(
けこみ
)
が
真赤
(
まっか
)
で、
晃々
(
きらきら
)
輪が高く廻った、と思うと、早や坂だ。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“寂寥”の意味
《名詞》
寂寥(せきりょう)
もの寂しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
“寂寥”で始まる語句
寂寥感